開業された先生のご感想
山田消化器内科クリニック
院長 山田 正美 先生
質問に対する迅速かつ親切な対応から信頼が生まれました
信頼して頂きまして大変ありがたく思っております。
先生は開業される前は、浜松医療センターの消化器センターでセンター長をされていましたが、 開業されたきっかけを教えてください。
最初のイメージでは、大学を卒業した後、5年くらい大学で研究をして、そのあと病院で臨床をしようと 思っていたのですが、実際には最初の研究の期間が5年程延びて、浜松医大等で10年ほど研究をした後、医療センターに20年ほど勤めました。
そのため、本当は50歳で次の人生を始めようと思っていたのですが、独立しようと考え始めましたのが、5年遅れの55歳となってしまいました。
開業のきっかけとして、東京にいた長男(現事務長)がちょうど浜松に帰ってくるタイミングだったことや一番下の子供(次男)が医大を卒業する目処がついたということがありました。
地域の医療で慢性胃炎、慢性腸炎、慢性膵炎、慢性肝炎の段階で治療が出来れば発がん予防になるのではないかと思っています。
やはり、がんになる前に患者さんを救いたいというお気持ちが開業のきっかけになったのですか?
病院にいた頃はがんの内視鏡切除を毎日のようにやっていました。 胃がんの内視鏡手術は日本が世界をリードするような分野なので、やっていておもしろいという気持ちはありました。
しかし、その一方で手の施しようのない患者さんもたくさんいます。 開業した現在はがんになる手前の段階の炎症でストップできないかということにエネルギーを注げるようになったので、そこは現在非常にやりがいを感じています。
内視鏡機器ではまだ浜松医療センターでも導入していなかった高精細内視鏡を開院時より導入しました。
また、患者さんに楽に検査を受けてもらうため、静岡県内では初の大腸カプセル内視鏡も導入しました。(県内では浜松医大と当クリニックが同時期導入。)現在、早期の大腸がんならここで治療して完治に至る人も沢山います。
今後はクリニックの認知度を高めるため、土曜日の午後も診療していることを広告やインターネットでアピールしていこうと考えています。 実際、インターネットを検索してはるばる遠くからみえる患者さんもいますので、インターネットの重要性を実感しています。
事務長が各端末からのインターネット検索がしやすい環境作りをしてくれていますが、今後はさらにインターネットから診察予約ができるシステム構築をと事務長に発破を掛けているところです。
次に開業にあたってコンサルタントを選ぶ基準を教えてください。
いろいろな人と会ってたくさん質問をしてみて取捨選択した結果、外山さんが最後に残りました。
外山さんのことも最初は疑心暗鬼だったのですが、疑問に思ったことをとにかく質問してみて、その対応から信用できそうだと感じました。
選んだ決め手として一番大きかったのが、開業に直結しない不動産の質問をした時に、半日使ってわかるまで親切に説明してくれたことです。 そんな小さいことの積み重ねが信頼に繋がって、この人なら開業まで一緒にやっていけるのではないかと思いました。
最初は場所の選定もそうですが、不動産のことが主で専門用語がいっぱい出てきて、 一般の方が理解するのは難しいと思ったのでそこはわかりやすく説明したつもりです。
自分でも意識して、いろいろな角度から(建築、不動産、税務等)オールラウンドに対応したいと思いました。
あと、自分がいつも努めていることは課題を残さないこと、そして速さですね。 何事も早め早めに解決していくことは重要だと思っています。
外山さんの場合はほとんどその日のうちに回答してくれるのが嬉しかったです。
開業までに悩むポイントはたくさんあるので、疑問点を聞きやすい人にコンサルを頼むということは大事だと思います。
他のコンサルは少ない選択肢しか与えてくれないのに、ここがいいのではないか、次のステップに進もう、とどんどん進めていこうとしました。
アサヒさんを選んだのは幅広く自分のニーズに応えようとしてくれたこと、不動産に関して言えば市場に出回っていない土地を探してくれたことが大きかったです。
(例えば、不動産屋は不動産屋、医療機器は医療機器、設計事務所なら設計事務所にご自分でかけあって)
でも、当時は苦労しましたが、今の時点で自分が選んだもので後悔しているものはないので、 結果的にはたくさんの選択肢から自分たちで選べたのでよかったと思います。
今後も目標に向かって頑張ってください。